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『永遠の 0』 は私にとって、忘れられない映画になりました。
このお正月、観た方が多いかもしれませんね。
私には「零戦」「特攻隊」は重いテーマでしたので、
これまで、映画館が遠く感じられていました・・・。
しかし、この映画ではもちろん戦闘シーンは多かったのですが
観ていく内に、戦争それ自体でなく、
家族や他人の為に生きる事、
人を大事にする事・・・
そんな身近なテーマであったと気付かされました。
教官であった主人公、宮部久蔵が教え子たちをかばって
上官に殴られ続け、顔がはれ上がった時、
階段の上で教え子たちが並んで、
敬礼するシーンや
宮部が実家に久々に帰り、
一人娘の清子を初めて腕に抱き、
もう二度と会えないと感じつつ、
又戦闘へと帰って行くシーンなど・・・
何度も何度も涙が出ました。
出演者のバランスがとてもよく、
現代のシーンと過去のシーンが、見事にミックスして
感情移入が出来ました。
ストーリー構成がうまくできていて、
(あまりネタばらしをしてはいけないけど)
途中に出てきたセリフが
後で「ああ、こういうことだったのか」となったり、
又、最後のタイトルバックに流れる
サザンの『蛍』が本当にしみじみして
最後の最後まで、感動と感激と
そして、今生きている事に感謝するばかりの映画でした。
(何故なら、こうして大切な命を犠牲にしてくれた
人々のお陰で、今現在があるわけですから・・・)
以前、『天地明察』という映画を観ましたが、
その時よりも主演の岡田准一さん、
ずっと演技が深くなっている様に思いました。
今年のNHK大河ドラマの主演もはり
今、一番のっている俳優さんの一人でしょう。
これから、応援しようと思います。
ご覧になった方があるかもしれません。
『天地明察』・・・ずっと見たかった映画です。
家のリフォームで、
9月から、なるべく家にいようとしていた為、
やっと、映画に行く事が出来ました。
冲方丁(うぶかたとう)のベストセラー小説を、
『おくりびと』の滝田洋二郎監督が作り上げた作品です。
ストーリーを簡単に説明すると、
時代は江戸前期まだ鎖国の世の中、
主人公、安井算哲(岡田准一)は会津藩で
将軍に囲碁を教える名家の息子だが、
好きな算術や星の観測さえあれば、
出世もお金も関心がない。
ある日、将軍の前で対局を控えていたが、
算術の設問が神社に掲げられていたら、
将軍の事など忘れてしまうほど。
その設問前で庭掃除をしていたのが
後に妻となる村瀬えん(宮崎あおい)だが、
算術に夢中になっている算哲に興味を引かれる。
城での対局といっても、
過去の対戦の焼き直し。
相手の本因坊道策(横山裕)とは、
真剣勝負を誓い合っていた為、
誰もがびっくりする初手を差し、
見ていた全員が動揺していると・・・
日食が始まる!
それも暦にない蝕は不吉で、儀式は中止となる。
そして、会津藩主から、
北極星の高度を測り、その場所の位置を割り出す
「北極出地」の命を受ける。
さっそく、村瀬えんを訪ね、
設問を新たに作り委ね、1年後の再会を誓う。
800年前の唐の暦のズレに悩みつつ、
計測しながら全国を廻り、
いよいよ改暦を志すが、
朝廷の猛反対にあう。
多くの人に援助され、又妻えんの協力も得ながら、
会津藩江戸領内に立派な観測所を建てた後、
中国暦の3種の暦から
1番相応しいものを選ぶという難題に取り組む。
・・・
安井算哲は後に名前を改め、
『渋川春海』となる。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B8%8B%E5%B7%9D%E6%98%A5%E6%B5%B7
全部ではありませんが、だいたいこんな内容です。
後は、ご想像にお任せします。
私はあまり、日本の映画(それも時代劇)を
劇場で見た事がありませんでした。
その私が何故か、見たくなってしまったのです。
それは不思議な事ですが、
公開から4か月になり、ロードショー映画館でなく
新宿の「角川シネマ新宿」という所でした。
今まで、経験した事がないくらいこじんまりした
映画館でした。
でも、座席は清潔で10人程の観客には
ちょうど良いくらいの広さでした。
これからも、こんな小さな劇場でもいいから、
たくさん映画を見たいと思った私でした。
(今回もYahoo!検索の写真を
使用させて頂きました)
『星の旅人たち』という映画を見て来ました!
4月に旅行で行ったスペインの
≪サンティアゴ・デ・コンポステーラ≫
が主題となった映画で
主演のマーティン・シーンが、ふとしたきっかけで
キリスト教の巡礼地の一つであるここ、
『サンティアーゴ・デ・コンポステーラ』への
巡礼を踏破するというストーリーでした。
あらすじは見ようと思っている方も
あるかもしれないので省きますが、
タイトルの『星の旅人たち』の説明を・・・
≪サンティアゴ・デ・コンポステーラ≫の
サンティアゴというのは、日本語で言えば「聖ヤコブ」
キリストの12使徒(お弟子さん)の1人です。
この聖人の遺骸が祀られているため。
コンポステーラというのは「星の平原」の意味。
そこから、このタイトルになったのでしょう。
巡礼と聞くと、お遍路さんや宗教色の強いイメージですが、
もっと軽い気持ちで、巡礼路を巡る人もいるようで、
実際、スペイン旅行の時にも
若い人を始め、そんな感じの人をずいぶん見かけました。
映画の中では、熱心な信者だけでなく
まさしく、第二の人生を歩み始めようとする団塊の世代が
この主人公となって巡礼しているところなど、
身近に巡礼の旅を疑似体験できました。
中でも、最近見た景色を又見る事が出来た事は嬉しく、
パンプローナ、ブルゴス、レオン
そして、もちろんサンティアゴも行った時を思い出しました。
北スペインは、まだ旅行する人も少なく
これから、日本でもブーム(?)が訪れるかもしれません。
もしスペインに興味のある方は、
この映画で先にイメージを膨らませては・・・?
BB日誌 (6/22)
今日の収穫
6粒でした
ハーブ日誌 (6/22)
『ルッコラ』
台風4号、5号で水浸しになりました。
『クローバー』
台風により倒れた芽もありました。
オヤオヤ、ネームカードも飛んでしまった!
チリモヤ日誌 (6/22)
どれも、鉢が窮屈そう。
来週には、プランターを新しくしてあげるからね。
下は今日のアジサイ。
少しだけ色づいてきました。
大きさは相変わらず、まだ小学生くらい。
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