ガタゴト日記

ゆるやかな生活
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雲の研究 22

今日は、積雲第一回目です。
いつもの様にギャヴィン・プレイター=ピニー氏
『「」の楽しみ方 』からの抜粋です。



積雲
うららかなにぽっかり浮かぶ綿雲


12.10.25ダヴィンチ01

レオナルド・ダ・ヴィンチ
表面のない物体」と表現したが、
なるほど、言わんとするところはよく分かる

 雲似ておぼろげ儚い
見えるのにどこが始まりでどこが終わりなのか
捉えどころがない
まさに雲をつかむようだ

12.10.25カリフラワー01

ところが、積雲ダ・ヴィンチこの言葉そぐわない
もくもくと盛り上がった姿真っ白いカリフラワーみたいで、
他のタイプの雲よりもかっちりと固そうだ

私(ギャヴィン氏)は子供の頃綿この雲
長い梯子掛けて取って来るものだ信じていた
 手伸ばせば届きそうだ
そしてもし本当に届いたならこの上なく柔かいだろう
はっきりした一番お馴染みのこのは、
雲ウォッチング入門ちょうどよい

12.10.25積雲01

積雲という名は、積み重なる様
むくむく膨らんだ様子指している
分類関心のある人たちは
積雲扁平雲並雲雄大雲分ける
 これらが積雲の「」だ。
扁平雲最も小さく高さよりも幅の方が長い
並雲高さと同じくらいで
雄大雲更に高さがある

 晴れた朝上空小さい積雲出来る
生まれたての扁平雲
扁平雲もその兄弟の並雲降らせないので
別名で「晴天積雲」とか、「お天気雲」という。

12.10.25積雲09

というと悪天しか連想しない人たちに
 お気の毒さまVサインしてみせるふわふわの二本指だ。
 綿菓子のような白い雲ぽっかり浮かんだ
うららかな午後のは、
一点の雲もないのっぺらぼうのよりもはるかに美しい

 太陽
独裁崇めるファシスト洗脳されてはならない
お天気雲積雲素晴らしい夏の日主役なのだ。

積雲にはもう一つある。断片雲だ。
この雲あまりふわふわしていない
輪郭くっきりせずぼやけている
出来て10分程年老いた積雲崩れてこうなる

12.10.25積雲11

分類上の「」にあたる10種雲形には、
とは別に数多くの変種」がある。

これらは雲形見た目の特徴によって分類したもので、
積雲にはこの変種一つ放射状雲しかない
 いくつもの雲吹く方向に平行並んだものだ
ふわふわした綿雲帯の様に並ぶ様子は、
雲の道呼ばれる

12.10.25積雲12

積雲よい天気連想させるが、
というものはどんなものも条件次第
降らせる発達する
積雲例外ではない

おとなしい扁平雲が、時と場合によっては
いきり立つ高々とした雄大雲になる。
この雄大雲晴天積雲変わりはないのだが
 巨大な雷雲積乱雲発達する途中で
中程度から強い雨降らせる事があるのだ。

積雲扁平雲から雄大雲へ、
更にそれ以上の雲へと発達するのは、
 高温多湿熱帯地域ではよくある事だが、
温帯地域ではさほどでもない

それでも昼間積雲上へ上へと伸びて
雄大雲になるのが見えたなら
 午後には大雨降る恐れがある
雲ウォッチャーよ、警戒せよ!
マウンテン(山)は、
午後ファウンテン(噴水)なのだ。

12.10.25積雲05

一目わかる積雲独特な見れば
 子供たちこの雲描かれる訳察しがつくだろう
6才の子供お絵描きするぽっかりと 
積雲浮かべなくては気が済まない

 子供大好きだ
 卵から孵ったひよこ最初に目にした物
 家族感じる様に、
人間子供赤ん坊の頃乳母車乗せられて
ぐるぐる連れ廻されながら、ずっと見上げていたせいで
との結びつき深まるのではないだろうか
きっとそうだ

 子供なんて、から生えているわ
からはみ出ているわメチャクチャなのに、
小さい子供でも積雲基本的な形
しっかり把握出来ているようだ

他の雲よりも簡単に描けるというのも確かにあるが
 小学生必ず積雲見られるのは
それよりもっと根源的な理由のせいだ。

12.10.25BBCくもりマーク01

それに積雲雲の中一番の基本の形という感じがする
といって思い浮かぶのはこの形だろうし、
そうであればこそ、1975年に22才のグラフィックデザイナー
 マーク・アレンBBC天気予報用に考案したマーク
むくむくこの雲だった。

 当時の曇りマークマグネット付ゴム製で、
 テレビ局お天気アナそれ
 イギリス地図上にバシッとくっつけた

アナウンサーカメラの方を向いた隙に、
そいつが言う事を聞かずにポロリ落ちるので
 その度に私を含む全イギリス国民フフン笑ったものだ

12.10.25積雲08

積雲30年に渡って曇りのマークとして使われたが
 2005年BBC天気図は装い新たに3Dシステムになり、
分布変化する様子
リアルタイム表示されるようになった。

この新システムによって覆われた地域
ぐんと正確に表わされるようになった
 コンピューターによる地図の上をカメラ
ぐるぐる動いたりズームしたりすると
気持ち悪くなると視聴者不評買った

でもそれは多分表向き言い訳で、
私と同じ様に親しみ易い積雲マーク
お別れしたのが寂しかったのだろう

 雲ウォッチング持て余している時
もってこい遊びだが
どんな人にも楽しむが出来る。

自然誰にも分け隔てなくその姿
見せてくれるのがなのだ。
どこからでも良く見えるから場所選ばない

12.10.25積雲03

もちろん小高い所へ行けばなおいいが、
自然満喫出来る美しい山行かなくても
 高層ビルそれに劣らず雲ウォッチング適している
それよりも重要なのは雲ウォッチングをしている時の心の持ち様だ。

雲ウォッチャー鉄ちゃんとは違う
いろいろな「」を見分けてやろうと
 鉄道ファンよろしくノートとペンを手にして丘の上待ち構えても
がっかりするのがオチだろう。
車両番号ならぬ雲番号書き留めようとしても
もちろん無駄なのだ。

雲ウォッチャーカタログ作りしない
変種をせっせと仕分けする仕事は、
気象学者私達に代わってやってくれる
彼らそれ仕事というが、
私達の雲ウォッチングはもっと優雅思索的な楽しみだ

物象深い理解と、精神世界探求誘うものなのである
描かせたらおそらくイギリス一の画家ジョン・コンスタブルは、
風景画の「基調」および「情緒を表わす手段」と見なしていた

12.10.25コンスタブル01
(コンスタブルの作品)

コンスタブル描いた雲の景色には、
 その下に広がる牧歌的な風景欠けている
ドラマ活力感じられる

コンスタブルは「理解してこそ見えてくる」と信じていた
その意見賛成だ。
 雲どうやって出来るのか何故あんな姿をしているのか、
どうして姿を変化させるのか、どのように形成され、
発達するのか、どのように崩れて消えていくのか
そうした事分かれば雲ウォッチャー
単に気象原理留まらず、もっと多くを知る事出来る

 17世紀フランス哲学者ルネ・デカルト
次の様に書いている
見るには顔を上げて天を仰がなくてはならない為、
は・・・神の御座だと考えられている
・・・だから、もしその性質解明出来れば
地球素晴らしい事象すべてについて
その原因をなんらかの形で明かす事出来る考えていいだろう。」



今日ここまで
今回も写真はすべてYahoo!検索調べたものです
途中、ギャヴィン氏が「・・・もっと優雅思索的な楽しみだ。」と
雲ウォッチングについて書かれたところが印象的でした。

からしゃべるのない
種田山頭火

━「『雲の言葉』300語」より━

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コメント
from: ネギぼうず   2012/10/26 7:35 PM
けいこさん
こんばんは、雲の研究再開ですね、子供じみた質問でゴメンナサイ、
積雲て夏の入道雲と違うのでしょうか?
雲というと入道雲と鰯雲 スジ雲(?)くらいしか
区別して見ていません(笑

日々ご自宅の外壁が美しく出来上がっていくのが楽しみですね・・・
from: けいこ   2012/10/26 9:56 PM
ネギさんへ
コメントありがとう。
入道雲というと積乱雲ですので、具体的には
違う雲と言えます。
本の参照の部分に、その説明がありました。
まぎらわしいのは・・・とあって、
「積乱雲は積雲の中で最大の雄大積雲から発達する。
雲頂の輪郭がくっきりしているのはまだ積雲だが、
積乱雲になるとぼやける。」
積雲が終わったら、積乱雲をやりたいと思います。
なかなか華々しい雲なので、お楽しみに。
私だってこの本に出会う前は、何にも知りませんでしたよ。
我が家の工事の事では、皆さんから励まして頂き、
(変ですけど)ありがとう。
from: siroikumo   2012/10/27 7:19 AM
雲の研究が再開されましたね。
野球の話の時は、余り知らないのでコメントができませんでした。

「雲の言葉」300語は面白そうな本ですね。
「朝からしゃべる雲のない空」はとても気に入りました。
from: ばあば   2012/10/27 9:51 PM
恵子さんこ こんばんは。
雲の話色々なことにお話が広がっていくのですね。
子供の絵にまでお話が行くなんて驚きです。
鳥の雛のように雲と繋がっているなんて驚き・・・。
そんな風に考えた事なんて無かったです。
色々楽しい話をありがとうございます。
一回ごとに新しい発見があります。
from: けいこ   2012/10/27 10:44 PM
siroikumo様
コメントありがとう。
siroikumoさんだけに雲には関心がおありですね。
「雲の言葉 300語」にはいろいろなウンチクが
隠れています。これから少しずつご紹介します。
from: けいこ   2012/10/27 10:57 PM
ばあば様
コメントありがとう。
雲の話から、子供の絵の話に広がるなんて
私もビックリです。
ばあばさんは、お孫さんがいらっしゃるので
お絵描きなどもご一緒にされているのでは?
この様な雲の絵も描かれますか?
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