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雪は、午前中降り続き、この冬一番の大雪になりました。
上の2枚の写真は午前9時頃写しました。
まだまだ止みそうにありません。
木の上に積もった雪が、枝を押し下げています。
この時、どんどん”ボタン雪”になり出しました。
午前10時です。
正午です、まだ少し降っています。
塀の上の積雪は6cm 程に見えます。
午後3時。
ブルーベリーが気になったので、庭に出ると、
もう、雪ではなく雨に変わっていました。
下の写真は、つい昨日の”水仙”と見比べて頂くと、
よくわかりますが、すっかり雪に埋もれていました。
でも、明日の最高気温は、15℃と
気象予報士はテレビで言っています!?!
梅情報、続報です。
前回 2月12日(日)に
”梅まつり”としてお送りしてから、
もう、2週間も経ったので
どんなに梅の開花が進んだかと思い、
いつもの公園に出かけました。
梅は、多少膨らみ一部には八分咲きの樹もありましたが、
大方の樹が まだ開花していなかったり、
二分咲き、三分咲きの状態でした。
但し、香りは花が少ない割には、付近に漂っていました。
これは、可愛い紅梅、その名も
”武蔵野”
この樹は、昨年移植したばかりの若い樹、
今後、楽しみにしたい花でした。
明日の天気が、”雪”と予想されている通り、
風も冷たく、花も天気がよければ
伸び伸びしているはずなのに・・・
この寒さでは、まだ開花は遅れる模様です。
梅の他に、ミツマタが開花していました。
ミツマタというのは、コウゾと並んで和紙の材料となる樹ですが、
本当に、一か所から3本の花が出て、
「ああ、それがミツマタの由来なんだ」と、
分からせてくれました。
これは、おまけ・・・
我が家の庭にも、すこーしだけ
春が見つけられました。
”乙女椿”は、いつもなら2月には
もっと花を付けているはずなのに。
”水仙”も遅れていて、まだ芽を出し始めたところです。
本日からは、気持ちも新たに”雲の研究”を始めたいと思います。
いつもの様に、ギャヴィン・プレイター=ピニー氏の
『「雲」の楽しみ方』から、
乱層雲の抜粋です。
乱層雲
━厚く空を覆って涙の滴を落とす「雨雲」━
乱層雲の「乱」はラテン語で雨雲を意味する言葉を
日本語に訳したものだが、
この語が乱層雲につけられているのは、
まさにこの雲が雨を降らせるからに他ならない。
乱層雲は暗灰色のぼんやりした厚い雲だ。
雨を降らせる雲はいろいろあるが、
公式に「降水雲」という名が与えられるのは、
雨粒落下途中で蒸発せずに地上に達する場合のみである。
しかし、乱層雲はわざわざ降水雲と呼ぶまでもない。
土砂降りにはならなくても、
この湿った雲の下で雨や雪や凍雨が
地面に落ちるのは言わずと知れた事なのだ。
雷雲の積乱雲にも、もちろん「乱」がついている。
しかし、乱層雲と積乱雲が似ているのはそこまでだ。
どちらも同じく雨を降らせる雲だが、
降り方がまるで違う。
積乱雲はザーザー降りの大雨を落とし、
しかもそれは数十分の間の事だ。
一方、乱層雲は長時間にわたって
しとしとと雨を降らせる。
つまりは重苦しくてまだるっこい雲なのだ。
形も雷雲とはずいぶん異なる。
乱層雲は積乱雲の様に大きく盛り上がる壮観な雲ではない。
全天にのっぺりと広がる、
退屈でさえない雲だ。
それでいてしぶとく雨を降らせる。
もしも二つの雲が殴り合いのケンカになったとしたら、
勝ち名乗りを上げるのが積乱雲だとは言い切れない。
むくむくと湧きあがる様に発達する対流雲は、
確かにやんやの喝采を送りたくなる様な派手な動きをする。
それでも、私が賭けるのは
乱層雲だ。
高さでは雲の王にかなわなくても、
攻撃の手を緩めることなく広い範囲に渡って
ひっきりなしに雨を降らせる粘り強さは、
その弱点を補って余りある。
雷雲に強烈なパンチという武器があっても、
隙のないこのファイターは
粘りに粘って勝利をもぎ取るだろう。
乱層雲は、微小水滴、雨滴、氷晶、雪片が
気温によって組み合わさって出来ている。
雲が大量の雨を降らせるには高く、
つまり「厚く」ならなくてはならない。
ほとんどの雲は低層、中層、高層のいずれかに分類されるところ、
乱層雲は一つの層に留まらずに発達する。
積乱雲ほどの高さにはならないものの、
それでも高度300mの雲底から
中層域の上層にあたる6000m辺りにまで達する事がある。
そこで乱層雲の高さによる分類が問題になる。
しかし、どう転んでも中層にかかるのは間違いないので、
中間の空の雲として紹介してやれば、
雲も必ずや満足するだろう。
乱層雲が雲の王たる積乱雲と互角の勝負を演じる
ヘビー級の雲なのだとしたら、
何故、気象学の世界の外ではあまり名が知られていないのだろう?
積乱雲は日常的に使われる言葉だが、
普通の人に乱層雲と言っても
目をパチクリされるのが関の山だ。
その理由は、この雲が見た目にちっとも面白くないからに決まっている。
発達した乱層雲の下に立った雲ウォッチャーに見えるのは、
いよいよもって暗く低く垂れこめる
表情のない不気味な雲底だけだ。
詩人ジョン・ミルトンの言葉通り、
「・・・天の清々しい顔を覆い隠し、
陰鬱な空は暗くなる下界の景色めがけて雪や雨を落とす。」
高く薄い高層雲から厚みを増して
姿を変えていくにつれて、
雲はますます太陽を遮り、
曇り空がどんよりと暗くなっていく。
雨雲の乱層雲になる頃には、
太陽がどこで照っていたかなど、とっくの昔に忘れてしまっている。
雲ウォッチャーが乱層雲を見分けるには、
雲底がちぎった様にもやもやして暗灰色になっているかどうか、
中程度から強い雨または雪が
ずっと降り続いているかどうかを見ればいい。
もしその通りなら、その雲は乱層雲だ。
と言っても、まぎらわしいところがないわけではない。
判断に苦しめられるのが雲ウォッチャーの宿命なのだ。
例えば、積乱雲の真下にいたらそういう事もあるだろう。
積乱雲も雲底が灰色で、真下から見上げたり
層積雲などの層状の雲と重なっていたりすると
全天を覆っている様に見える。
もっとまぎらわしいのは、乱層雲にも積乱雲にも
雨が降って空気が飽和した時に
副変種のちぎれ雲が雲底の下に現われる事だ。
それでも、普通は雨の降り方を観察すれば区別出来る。
雷雲の積乱雲は、短時間に大量の雨を降らせる。
一つの雲が別の雲にエネルギーを与えて
「多重セル型雷雨」になったとしても、
激しい雨は断続的で、雹を降らせる事も多い。
更に風が強くなると、雷を伴う激しいにわか雨になる。
それよりも間違えやすいのは、乱層雲の前身である高層雲だ。
高層雲は薄い層状の雲で、小雨を降らせる事があり、
しかもその時には、乱層雲の場合と同じ様にしとしとと降り続く。
高層雲が薄い半透明雲なら雲底は明るい灰色で、
乱層雲のもこもことした黒雲よりも色がずっと薄いから、
全く迷うところなく区別出来る。
しかし雲の層が厚くなってくると、
どこから高層雲でなくなるかが判断のしどころだ。
そんな訳で、雨が降り出したところで
乱層雲になったとする人もいる。
厚さ、暗さ、湿度に不足がなくなったら乱層雲と呼べば、
雲ウォッチャーとして人に後れを取る事はないだろう。
雨か雪をひっきりなしに降らせるとなれば、
乱層雲もさえない雲だとは
一概に言ってはいられなくなるが、
バラエティに乏しくて種のない雲だと言う点も
高層雲と共通している。
それどころか乱層雲は変種もない。
見た目のバリエーションがなく、降り続く雨で雲底の
ぼんやりした、厚く湿った覆いに過ぎないのだ。
対戦させればたいていの雲をノックアウトするかもしれないが、
雲の美人コンテストでは、まず勝てないだろう。
乱層雲の第1回目はこのあたりにしましょう。
今回も、写真はすべてYahoo!検索で乱層雲を調べたものです。
乱層雲は、ちょっと残念な雲ですが、
それでも、元気に生きている。
まるで、私の様な雲です。
だから親近感がわきます。
又、この続きをお楽しみに!
お陰さまで、無事に手術より帰ってまいりました。
皆さんには、ご心配頂いたと同時に、
たくさん励まして頂き、
それはそれは、大変
私のパワーになりました。
手術の内容については、きっと皆さんもお近くの方から
聞いておられる事と思い、割愛させていただきますが、
ただ言えるのは、「これこそ、”目からうろこが落ちる”という事か」
と、実にはっきり意識しました。
今現在は、まだ視力が安定していない為、
17日の視力検査でも、
手術をした方の右目の
裸眼の視力は
0.6と
残念な結果でしたが、
きっと少しずつ
良い結果が出る事と思います。
(もちろん、上は仲間由紀恵さんです。目の美しい女優さん。)
しかし、見え方は、もうはっきり違います。
以前は、左目の方がよく見えていたのに、
今は、右目の方がよく見えるようになり、
反対に左目が見えなくなったのではと思ってしまいます。
(こちらも、目の美しい黒木メイサさんです。)
この2枚の写真は、決して私の写真ではありません。
お間違えなく。
女優さん2人を載せたのに、深い意味はないのですが、
この2人は特に目が印象的な、
私の好きな女優さんでもあります。
目が素敵だと思いませんか?
最後に、私の手術を皆さんにお知らせして、
いろいろな方からの励ましとご心配を頂きましたが、
皆さんの励ましの言葉を、手術の際に思い出して
頑張る事が出来ました。
今は術後、毎日決められた時間に多くの目薬を差し、
それも、時間ごとに違う組み合わせで
まるで、「頭の体操」の様です。
これは、老化防止の為に格好のトレーニングになりました。
再度、申し上げますが、執刀して頂いた主治医のS先生
はじめ、病院の関係者の方々
そして、なにより私に力を与えて下さった
ブロガーの皆様に、心より
感謝しております。
2月12日、梅まつりが我が市にある
都立の公園で、開かれました。
春は、どこまで来ているのか
疑いをもっていた私でしたが、ここにありました。
と言っても、まだまだ徐々にではありますが…
この梅園では、31種類、全部で96本の梅を見る事が出来る
ちなみに、名前を挙げると、
曙、曙枝垂れ、鴛鴦、春日野、小梅、月影、月の桂、
豊後、八重野梅、竜眠枝垂れ・・・
お天気は言う事のないほどの快晴でしたが、
残念な事に昨年より、少し開花が遅れて、あと1週間か10日で
満開になると言う。
天気はいいものの、今日は風が冷たく、しばらくすると
手がかじかんでしまいます。
まだ、冬もしっかり居座っているようです。
大道芸人が出ていました。
子供たちを相手にして・・・
この赤い大きな風船をふくらまして、その中に
スッポリと入ってしまいました。
「梅は咲いたか、桜はまだかいな~」という
都々逸(でしょうか?)を思い出しましたが、違いました。
梅はまだかいな~でしたね。
この公園は、以前もお話ししましたように
”サクラ”で有名な公園です。
梅に続いて、桜の開花の様子も随時お伝えしたいと思います。
それでは元気よく、手術に行ってまいります。
私の一番の喜びは、何でしょう?
それは・・・
じゃーん!
私が、メジャー・ベースボールのマリナーズ、
イチロー選手のファンだと
もう一部の方は、ご存知だと思います。
実は、 マリナーズが同じMLBのアスレチックスとの開幕戦が、
3月に日本(東京ドーム)で行われますが、
そのチケットを、ようやく入手する事が出来ました!
3/25には、日本の阪神タイガースとの
プレシーズンゲームがあり、
3/28,29には、上記のようなMLBの開幕戦があります。
この3試合のチケットです。
野球好きではない方には、たいして面白くもない話でしょうが、
私のようなMLBファンやイチローファンには、
垂涎の的なのです。
このチケット入手には、かなり苦労しました。
でも、これは嬉しい苦労でした。
ところがです。
私は、その3月以前に少し問題を抱えています。
実は、2月16日に白内障の手術が決まっているからです。
もちろん、手術となればそれなりに心配だったり、
不安だったり、悩みもありますが、
何と言っても、3月にマリナーズが来日して、
目の前で、試合を見せてくれるという
ワクワクする気持ちで、
この手術を乗り切る事が出来そうです。
そんな訳で、2月中旬には、しばらくこのブログを
お休みする事となりそうです。
まだ、1週間あり、それまではブログを続けますが、
今後もどうぞ宜しくお願いします。
2月に入り、世間ではヴァレンタイン・デーで浮かれていて、
それを新しいテンプレートで表現してみました。
どことなく、タータン・チェックの英国風でもあり、
若さの象徴の様でもあり・・・
今回は、高層雲の3回目です。
高層雲
(つづき 02)
(ヘンリー・デイヴィッド・ソロー)
ソローには、夕焼けの色を科学的に
理解している暇はなかったのだろう。
夕方の空が色を変える訳を知るのに、
無味乾燥な科学を当てにする必要など感じなかった。
沈む夕日が空を染める理由がどうであれ、
大切なのはそれを愛でる事だったのだ。
(ヘンリー・デイヴィッド・ソロー)
色づいた雲の形に、私は美を見る。
それは私の想像力に語りかけて来る。
科学的な説明は理解できても、想像力を揺さぶられはしない…
30キロ離れて立ち、私は地平線に真紅の雲を見る。
雲は水蒸気の集まりで、
それが赤い光だけを反射して他の色を皆吸収するのだというが、
その知識は少しも役に立たない。
この赤い景色が私の心を躍らせ、
私の血を掻き立て、
私の思考を羽ばたかせる・・・
理解を深めてはくれるが、
想像力を奪ってしまう科学など、
一体どれほどのものか。
(ジョン・キーツ)
ソローのこの心情は、
詩人のジョン・キーツも同じようだ。
水滴を通過する光の波長について淡々と述べて
虹を説明したアイザック・ニュートンをキーツは憎んだ。
キーツにしてみれば、
ニュートンの説明の「冷酷な学問」には魂がなかったのだ。
(ジョン・キーツ詩集)
ちょっと触れただけで
すべての魅力がきえうせまいか。
・・・・・
学問は天使の翼をもぎとり
定規と直線で神秘をことごとく征服し
雲のさまよう空や小鬼の棲む山をからっぽにし
虹を解体してしまう。
・・・・・
(ジョン・キーツ)
ソローとキーツの思いは分からないではないが、
理科少年を野暮ったいとばかにする芸術かぶれの
キザな子供の様ではないか。
雲ウォッチャーは、科学と芸術を分けようとする
ケチな根性など、もちあわせていない。
ふわふわで気ままな友の様に
高みから悠々と見下ろしている。
雲は想像力を掻き立て、
尚且つその「冷酷な学問」によって
自然についての理解を深めてくれる。
二つには何の矛盾もない。
(高層雲)
雲は「赤い色だけを反射して他の色を皆吸収する」から
低い太陽の光を浴びて赤くなるのではない。
ソローが少しでも注意を払っていたら、
雲がすべての可視光を
ほぼ等しくはね返している事を理解しただろう。
低い太陽の光が地球へ向かう長旅の途中で、
短い波長の光が散乱する。
だから赤く見える光だけが、
私達に届くのだ。
(高層雲)
いつもは高い空に浮かぶ卷層雲が、
厚みを増しながら下がってきて高層雲になる場合もある。
そして、雲の層はたいていそこで止まらずに更に降りて来る。
しとしとと小雨が降り続き、
高層雲が次第に厚くなって垂れこめるにつれ、
辺りはますます暗くなる。
濃い雲から降る雨は次第に強くなる。
雲はもう対流圏の中層ばかりでなく、
そこから下へ数千メートルも広がっている。
ここまでくると、もはや乱層雲だ。
(高層雲)
激しい雨を撒き散らして騒ぐ雲である。
もちろん、いつもこの経過をたどる訳ではない。
高層雲がそこに居座ったまま、
灰色の退屈な雲を
空一面に広げる時もある。
留まるか、留まらないかは分からないし、
雨が降るか降らないかも確かではない。
(高層雲)
どんなに退屈なサエナイ奴でも、
輝く時もある事を
覚えていてやるのが真心というものだ。
雲ウォッチャーは、
高層雲が朝方と夕方に
つかの間の陽気さを見せる事を
覚えていてあげよう。
その時に、この雲は貴重な教訓を垂れる。
ジョン・ラスキンはそれをこう言い表わした。
「夜明けを人生の始まりとして、
沈む太陽をその終焉として
自分の物にしようではないか。」
今回で、高層雲の話は終わります。
(今回の写真もすべて、Yahoo!検索です。
高層雲は灰色一色の感があったのですが、
ここに載せた物の様なのもあるようです。)
次回からは、乱層雲を始める予定です。
2月に入り、まだまだ雪の日があり、寒さは厳しいですが、
少しでも早く春の来るのを、待ちわびたいと思います。
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