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散歩道には、たくさんの秋の実りと
まだ、名前も知らない花たちがありました。
(ヒメツルソバ)
(エンジェルストランペット)
先日の『カキ』がこんなに見事に色づき、
一部はもう食べられて…
(オステオスペルマム)
「みんなの花図鑑」で名前を教えてもらいました。
(サザンカ)2種類
(タイワンホトトギス)
(ススキ)
(アシ)
(セイタカアワダチソウ)
(ミゾソバ)
(これもミゾソバ!)
(?)
(観賞用トウガラシ)
(秋の定番 コスモス)
(ネコ)
(多肉植物 エケベリア)
(みかんに網を張っているお宅)
(我が家にもあるムラサキシキブ)
(見事なみかん!)
(ピラカンサ)
(ノブドウ)
(モチノキ)
(ベニバナトキワマンサク)
(オオイタビ)
(ヘクソカズラ)
(ハゼランまたの名を三時草)
午後三時に綺麗なサンゴ色の花を咲かせるそう。
(ニシキギ)
(トウネズミモチ)
(ツキヌキニンドウ)
(ザクロ)
(ここは栗林)
(カラスウリ)
(手の平ぐらいの大きなみかん、夏ミカン?)
(以前、撮影したお宅、所狭しとブドウ、イチジク、ミカン、ザクロ・・・)
(時期も終わりです。 ボタンクサギ)
ここで、先日ギンモクセイとヒイラギの違いを
検討した結果報告です。
これは、キンモクセイ
これが、ギンモクセイ
そして、最後のこれがヒイラギ
(この3枚の写真は
K'sBookshelf辞典 花の名前小辞典より)
久々に近くをカメラと共に廻ってみると、
すっかり秋の装いにビックリ!
ツバキの蕾が少し開きかけている・・・
(ちょっとボケています、ごめんなさい)
うわー、もうすぐ冬!
冬支度はおすみですか?
今回は「みんなの花図鑑」で名前をほぼ入れる事が出来ました。
みなさんのお陰です。有難うございました。
今日は、積雲第一回目です。
いつもの様にギャヴィン・プレイター=ピニー氏の
『「雲」の楽しみ方 』からの抜粋です。
積雲
━うららかな空にぽっかり浮かぶ「綿雲」
レオナルド・ダ・ヴィンチは雲を
「表面のない物体」と表現したが、
なるほど、言わんとするところはよく分かる。
雲は幻に似て、おぼろげで儚い。
形は見えるのに、どこが始まりでどこが終わりなのか
捉えどころがない。
まさに雲をつかむようだ。
ところが、積雲はダ・ヴィンチのこの言葉にそぐわない。
もくもくと盛り上がった姿は真っ白いカリフラワーみたいで、
他のタイプの雲よりもかっちりと固そうだ。
私(ギャヴィン氏)は子供の頃、綿はこの雲に
長い梯子を掛けて取って来るものだと信じていた。
手を伸ばせば届きそうだ。
そしてもし本当に届いたなら、この上なく柔かいだろう。
形のはっきりした一番お馴染みのこの雲は、
雲ウォッチングの入門にちょうどよい。
積雲という名は、雲が積み重なる様に
むくむくと膨らんだ様子を指している。
雲の分類に関心のある人たちは、
積雲を扁平雲、並雲、雄大雲に分ける。
これらが積雲の「種」だ。
扁平雲が最も小さく、高さよりも幅の方が長い。
並雲は高さと幅が同じくらいで、
雄大雲は更に高さがある。
晴れた朝、上空に小さい積雲が出来る。
生まれたての扁平雲。
扁平雲もその兄弟の並雲も雨を降らせないので、
別名で「晴天積雲」とか、「お天気雲」という。
雲というと悪天しか連想しない人たちに、
お気の毒さまとVサインをしてみせるふわふわの二本指だ。
綿菓子のような白い雲がぽっかり浮かんだ
うららかな午後の空は、
一点の雲もないのっぺらぼうの空よりもはるかに美しい。
太陽の独裁を崇めるファシストに洗脳されてはならない。
お天気雲の積雲は素晴らしい夏の日の主役なのだ。
積雲には種がもう一つある。断片雲だ。
この雲はあまりふわふわしていない。
輪郭もくっきりせず、ぼやけている。
出来て10分程の年老いた積雲は崩れてこうなる。
分類上の「類」にあたる10種雲形には、
種とは別に数多くの「変種」がある。
これらは雲形を見た目の特徴によって分類したもので、
積雲にはこの変種が一つ、放射状雲しかない。
いくつもの雲が風の吹く方向に平行に並んだものだ。
ふわふわした綿雲が帯の様に並ぶ様子は、
雲の道と呼ばれる。
積雲はよい天気を連想させるが、
雲というものはどんなものも条件次第で
雨を降らせる雲に発達する。
積雲も例外ではない。
おとなしい扁平雲が、時と場合によっては
いきり立つ高々とした雄大雲になる。
この雄大雲も晴天積雲に変わりはないのだが、
巨大な雷雲の積乱雲に発達する途中で
中程度から強い雨を降らせる事があるのだ。
積雲が扁平雲から雄大雲へ、
更にそれ以上の雲へと発達するのは、
高温多湿の熱帯地域ではよくある事だが、
温帯地域ではさほどでもない。
それでも昼間に積雲が上へ上へと伸びて
雄大雲になるのが見えたなら、
午後には大雨が降る恐れがある。
雲ウォッチャーよ、警戒せよ!
「朝のマウンテン(山)は、
午後のファウンテン(噴水)」なのだ。
一目でわかる積雲の独特な形を見れば、
子供たちの絵にこの雲が描かれる訳は察しがつくだろう。
6才の子供がお絵描きすると空にぽっかりと
積雲を浮かべなくては気が済まない。
子供は雲が大好きだ。
卵から孵ったひよこが最初に目にした物に
家族の絆を感じる様に、
人間の子供も赤ん坊の頃に乳母車に乗せられて
ぐるぐる連れ廻されながら、ずっと空を見上げていたせいで、
雲との結びつきが深まるのではないだろうか。
きっとそうだ。
子供の絵なんて、首から腕が生えているわ、
目は顔からはみ出ているわでメチャクチャなのに、
小さい子供でも積雲の基本的な形は
しっかり把握出来ているようだ。
他の雲よりも簡単に描けるというのも確かにあるが、
小学生の絵に必ず積雲が見られるのは、
それよりもっと根源的な理由のせいだ。
それに積雲は雲の中で一番の基本の形という感じがする。
雲といって思い浮かぶのはこの形だろうし、
そうであればこそ、1975年に22才のグラフィックデザイナーの
マーク・アレンがBBCの天気予報用に考案したマークも
むくむくのこの雲だった。
当時の曇りマークはマグネット付のゴム製で、
テレビ局のお天気アナはそれを
イギリス地図の上にバシッとくっつけた。
アナウンサーがカメラの方を向いた隙に、
そいつが言う事を聞かずにポロリと落ちるので、
その度に私を含む全イギリス国民がフフンと笑ったものだ。
積雲は30年に渡って曇りのマークとして使われたが、
2005年にBBCの天気図は装い新たに3Dシステムになり、
雲と雨の分布の変化する様子が
リアルタイムで表示されるようになった。
この新システムによって雲に覆われた地域が
ぐんと正確に表わされるようになったが、
コンピューターによる地図の上をカメラが
ぐるぐる動いたりズームしたりすると
気持ちが悪くなると、視聴者の不評を買った。
でもそれは多分表向きの言い訳で、
皆私と同じ様に親しみ易い積雲マークと
お別れしたのが寂しかったのだろう。
雲ウォッチングは暇を持て余している時に
もってこいの遊びだが、
どんな人にも楽しむ事が出来る。
自然が誰にも分け隔てなくその姿を
見せてくれるのが雲なのだ。
どこからでも良く見えるから、場所を選ばない。
もちろん小高い所へ行けばなおいいが、
自然の美を満喫出来る美しい山へ行かなくても、
高層ビルもそれに劣らず雲ウォッチングに適している。
それよりも重要なのは、雲ウォッチングをしている時の心の持ち様だ。
雲ウォッチャーは鉄ちゃんとは違う。
いろいろな「型」を見分けてやろうと、
鉄道ファンよろしくノートとペンを手にして丘の上で待ち構えても、
がっかりするのがオチだろう。
車両番号ならぬ雲番号を書き留めようとしても、
もちろん無駄なのだ。
雲ウォッチャーはカタログ作りもしない。
雲の類と種と変種をせっせと仕分けする仕事は、
気象学者が私達に代わってやってくれる。
彼らはそれを仕事というが、
私達の雲ウォッチングはもっと優雅で思索的な楽しみだ。
物象の深い理解と、精神世界の探求を誘うものなのである。
雲を描かせたらおそらくイギリス一の画家ジョン・コンスタブルは、
空を風景画の「基調」および「情緒を表わす手段」と見なしていた。
(コンスタブルの作品)
コンスタブルの描いた雲の景色には、
その下に広がる牧歌的な風景に欠けている
ドラマと活力が感じられる。
コンスタブルは「理解してこそ見えてくる」と信じていた。
私もその意見に賛成だ。
雲がどうやって出来るのか、何故あんな姿をしているのか、
どうして姿を変化させるのか、どのように形成され、
発達するのか、どのように崩れて消えていくのか、
そうした事が分かれば、雲ウォッチャーは
単に気象原理に留まらず、もっと多くを知る事が出来る。
17世紀のフランスの哲学者ルネ・デカルトは
次の様に書いている。
「雲を見るには顔を上げて天を仰がなくてはならない為、
雲は・・・神の御座だと考えられている。
・・・だから、もし私がその性質を解明出来れば、
地球の素晴らしい事象すべてについて、
その原因をなんらかの形で明かす事が出来ると考えていいだろう。」
今日はここまで。
今回も写真はすべてYahoo!検索で調べたものです。
途中、ギャヴィン氏が「・・・もっと優雅で思索的な楽しみだ。」と
雲ウォッチングについて書かれたところが印象的でした。
朝からしゃべる雲のない空
種田山頭火
━「『雲の言葉』300語」より━
10/22 しばらく振りで、庭に下りました。
と言うのも、我が家は今改装中。
そんな訳で、庭には工事の人たちが毎日来ていて
庭仕事は少し中断していました。
(キンモクセイ)
しかし、久々に庭を見て、
ひどく荒らされたのに驚き、
庭の木々に謝りました。
「ごめんなさい」と。
(ハナミズキ)
ブロ友さんのステキな”ハナミズキ”写真を見て、
このみっともない写真は載せるのを
ためらいましたが、一応現状を・・・。
紅葉し、赤い実も付いて。
(ナンテン)
ナンテンも、実がたくさん落ちてしまいました。
これからは、見事に赤くなるのが楽しみです。
(マンリョウ)
この木も、ずいぶんほこりまみれ。
たくさん実がつきました。
(ムラサキシキブ)
ひどい葉っぱ。
虫害と人災で、こんなになりました。
紫色の実は何故か、嬉しい。
昨年暮れに買った”シクラメン”は・・・
なんと、夏は屋外で栽培していましたが、
少しずつ葉が落ちて、
今はこの一枚だけ。
『最後の一葉』みたい。
でもでも・・・
芽が出てきたではありませんか!
きっと、たくさん葉や花芽も
出る事でしょう。
楽しみにしましょう。
10/21(日本時間)グランプリ・シリーズ第1戦目
アメリカ・ワシントン州ケントで行われた
フィギュア・スケート男子で
(Yahoo!スポーツより)
この3人が表彰台を
独占してしまいました!
1位 小塚崇彦
2位 羽生結弦
3位 町田 樹
こんな事今までにあったでしょうか?
私はフィギュア・スケートの1ファンですが、
あまり嬉しくて、ついブログにUPさせて頂きました。
つい先ごろまで、ヤンキースの応援をしていた私ですが
冬は、やはりフィギュア・スケートに限ります。
これから、3月までほぼ毎週テレビの前で、
フィギュア・スケートを楽しみます。
再来年のシーズンは、ロシア・ソチで冬季オリンピックが開かれます。
フィギュア・スケートの選手の皆さんは、
今からもう、オリンピック目指して
懸命に努力しているのが、
今日のこの試合ではっきりと見て取れました。
もっと、皆さんフィギュア・スケートを応援しましょう。
10/18(現地時間)昨日雨で順延になった第4戦目です。
ヤンキース、エースのサバシアも
1回裏から、打たれてしまう。
やはり、もう後1勝と思うタイガース打線は
押せ押せムード。
サバシア、ヒット3本で1点を失う。
3回表、ヤンキースは2アウトから
9番ヌニェスがエラーで塁に出る。
1番イチローは4ボールで、
1.2塁となるも、次のスウィッシャーが3振で点が入らない。
3回裏、サバシアが攻められる。
先頭打者3番カブレーラを打ち取ったのもつかの間、
4番フィールダーが1塁手タシェアラ強襲のヒットで出る。
続いて5番のヤングを4ボールで1.2塁とし、
6番ペラルタ、レフトフライ
7番のダークスがタシェアラのエラーを誘い、満塁となる。
8番ガルシア内野安打の間に1点が追加される。
0:2となる。
4回裏、1アウトから2番インファンテにヒットを打たれる。
解説者によると、カブレーラを敬遠する事も選択肢にあるとの事だが、
サバシアもプライドが許さず、真っ向勝負!
しかし、カブレーラに初球を打たれ、2ランHR
4番フィールダーは3振。
5番のヤングにもヒットを打たれてしまう。
次、6番ペラルタには、初球HR(2ラン)を浴び、
この回だけで、4点を失う。
エース、サバシアも勢いに乗ったタイガース打線は止められず、
ここで、リリーフに委ねる。
4回の残り1アウトはエプリーに託す。
ベンチに戻ったエプリーをエース、サバシアが待ち受け
ハイタッチを交わす。
この巨漢に似合わず優しい、穏やかな人柄の判るワンシーン。
4回まで力投し2本のHRを浴びた直後、
穏やかならぬ心の内を現わさず、立派だったと思う。
0:6だ。
6回表、9番ヌニェスが3塁打、反撃開始1番イチロー
しかし、3振に終わる。2番スウィッシャーが
久々の2塁打で、ようやくヤンキースに1点が入る。
1:6に。
3番カノーはゴロ、その間に3塁へ。
4番タシェアラは4ボールで1.3塁となる。
ここまで好投のシャーザー(この人は両目の色が違う珍しい目をしている)
も交代し、スマイリーに。
すると5番イバニェスに代打が送られる。
なんと、Aロッドだ!
しかし、彼は期待に応えられず、センターフライに終わる。
(Aロッドは、マイアミ・マーリンズに移籍問題があると
噂されてもいるが・・・)
リリーフ・ピッチャーもエプリー、ラパダ、チェンバレンと変わり、
1:6をキープする。
7回表、4ボールがあるも4人で抑えられ、
その裏、リリーフがロウに変わったところで、
先頭打者のジャクソンにHRを浴びて
1:7となる。
8回裏にはピッチャーをロバートソンに
(今年、クローザーに次ぐ、重責を担った投手でした)
ところが、1アウトから
先程も打っている6番ペラルタにHRを浴びる。
1:8だ。
こうして、9回表も抑えられて
ヤンキース打線はレギュラー・シーズン後半から続いている
不調のまま勝負にならない状態だった。
その一番手は下のカノーだ。
普通なら、1人が不調でも
他がカバーをして問題ないのに、
どうした訳か、ほとんど全員が全く打てない落ち込みようだ。
何がどうしたのか、分からない。
このシリーズは1勝もせず、連敗してしまう。
ヤンキースは、この試合を負けて
タイガースがワールド・シリーズに進出する事となる。
アメリカン・リーグはこのタイガース(6年ぶり11回目)だが、
相手のナショナル・リーグのチームは
まだ、決まっていない。
(カーディナルスか、ジャイアンツか?)
『ここまで、今年は途中からでしたがヤンキースを応援して、
イチローをはじめ、野手の皆さん
黒田をはじめ、投手の皆さん
そして、監督やコーチの皆さん
それから球場を支えてきた多くのスタッフの方々に
深くお礼申しあげます。』
ヤンキースは、もう来年を見据えての
計画に入る。
来年(2013)のスケジュールやチケット情報も発表されている。
果して、2013年はイチロー、黒田、Aロッド・・・
ヤンキースに残る事が出来るのでしょうか?
このユニホームを着る事が出来るのでしょうか?
今後の情報も逐一ご報告します。
10/17(現地時間)は、第4戦目
ここまでヤンキースは3戦3敗で迎え、もう後がない状態。
ところが、雷雲が近付いているという情報があって、
しばらく様子見をしていたが、
やはり、今日は見送ることとなった。
タイガース側から見れば、
きっとこのまま昨日の勢いで
一気に4戦全勝を飾りたいところだが、
ヤンキース・ファンとしては
これを明るい希望の印と考えたい。
明日に持ち越された試合は、デーゲームとなり、
現地時間、17日午後4時から行われる。
(一方、ナショナル・リーグでも
7回裏の途中で同じように雨の為中断し、
なんと3時間余り待っての試合再開となった。)
ヤンキース、雨で試合が遅延するのは
このポスト・シーズンでは3回目
サバシアは2回目、もう慣れたものだ。
明日の試合にも、何の問題もなく取り組めるでしょう。
サバシア、がんばれ!
現地時間、10/16敵地デトロイトでの
リーグ優勝決定シリーズ第3戦は予想通り、
タイガース、バーランダーそしてヤンキース、ヒューズで始まった。
監督の采配で、ヒットのない
スウィッシャーとAロッドは外される。
4回表、1アウトで、
イチローがバーランダーからヒットで出る。
しかし、後が続かず、
0点に終わる。
またもや、アクシデントがヤンキースに起こった。
それまで順調に投球していたヒューズが
4回裏、タイガース、ヤングにHRを打たれ、
次のダークスが4ボールになってしまい、
ここでリリーフ、フェルプスと交代せざるを得なくなった。
どうも、ヒューズが背中を痛めたようだ。
0:1のまま、
4回裏を抑える事が出来た。
しかし5回裏、カブレーラにタイムリー・ヒットが出て、
2点目をあげる。
又、ラパダ、エプリーとピッチャーの交代が続いて、
5回裏を抑える。
一向に、ヤンキース打線は、静まった様子だ。
6回裏、エプリー、ローガンと続けて、
タイガース打線を今のところ、
2点どまりにする。
7回表、先頭打者のイチロー又、ヒットで出る。
が、これに続くヒットが出ない。
あのイバニェスにさえも。
8回裏まで、ヤンキースは2点に抑えていた。
後は、9回表ヒットとHRさえあれば、
2点なんか、いつものヤンキースなら
わけないのだが・・・。
9回表、先頭打者ヌニェスが9球、ねばってバーランダーから
HR!!! 1点をもぎ取る。
ガードナー、ゴロ。
132球投げ、イチローを前にバーランダーは降板する。
ピッチャーは、(仮)クローザーのコーク。
イチローはゴロに倒れる。
2アウトから、タシェアラがセンター前ヒットで塁に出ると・・・
次は、うわさのカノーだ。
30打席ぶりのヒットが出る。
きっと、これで目覚めたカノーは
明日からの試合にヒットが見込めるだろう。
さて、次のイバニェスは思い出してほしい。
あの奇跡のバッターです。
あの時の彼を。
しかし、フルカウントで3振に終わってしまった。
1:2
8回頃から、降り始めた雨が
ヤンキースのメンバーには
冷たく当たっていた。
でも、明るい兆しも・・・。
あのカノーにヒットが出た。
イチローも2安打の好調をキープしている。
明日は、ヤンキース、サバシアの好投を見てみたい。
ヤンキースが勝ちますように。
層積雲第四回目です。
いつものようにギャヴィン・プレイター=ピニー氏の
『「雲」の楽しみ方』 からの抜粋です。
層積雲
(つづき 03)
層積雲が形成されるのは、
積雲が温度逆転層の下に広がった時ばかりではない。
もう一つ、安定してのっぺりした層雲からも
層積雲が発達する場合がある。
ぼうっとしたおとなしい雲の層が集まって塊になるのだ。
低く垂れこめた覆いの様な層雲が、
どうするとむくむくしたこぶ状の雲になるのだろう?
まず、雲の周囲で風が立ち、
乱気流が生じるのが一つ。
もう一つは、薄い層雲から日の光が射し込み、
地表からサーマル(上昇気流)が緩やかに上昇して
雲をかき混ぜた時だ。
しかし、風がほとんどなく、
雲も厚くてサーマルを発生させなくても、
層雲は固まって層積雲になる。
この場合の層雲から層積雲への変身は、
雲が熱を吸収して放出する事による。
温度逆転によるメカニズム同様、
雲ウォッチャーならこれも知っておいた方がいい。
層積雲だけでなく、雲の形成全般にかかわる重要な働きなのだ。
熱の移動には四通りの形態があり、
そのすべてが雲の形成に関係している。
「対流」は、暖かい空気が上昇して熱を運ぶものだ。
ラーバランプの例は液体だが、
気体の場合と同じ様に、液体が動く事で熱が移動する。
「伝導」は、物と物が接触して熱が移動するが、
物体に沿って熱が伝わる事を言う。
暖かい部分の分子運動が非常に活発になって
隣の冷たい部分の分子を揺らし、
全体が同じ速度で振動するようになる為だ。
手の中で雪玉が溶ける時にこれが見られる。
又、前日の晩がよく晴れていると、
翌朝「放射」冷却で霧が発生しやすいのも熱の移動による。
更に、汗をかいて肌が冷える時に起こるのが「気化」で、
汗の水分が蒸発して気体になる時に皮膚の熱を奪っていく。
雲の水滴が最初に出来る時に
空気が少し暖まるのも同じ事だ。
カリフラワー状の積雲の中では、
水滴が出来る時に放出された熱で空気が膨張し、
その浮力で更に空気が上昇する。
何だか物理の授業の様になって来たが、
授業をサボろうだなんて料簡は間違いだ。
雲ウォッチャーはバイク置き場から戻って来て、
少しの間「放射」の話を聞いた方がいい。
何と言っても、四つの内でこれが一番重要なのだ。
層雲を層積雲に変身させる働きをするからではなく、
放射がなければ地球は寒過ぎて
生き物の生命を育む事が出来ないからである。
真空の宇宙から太陽の熱が地球に届くのは、
放射のおかげなのだ。
放射は「電磁波」の形をとる為、
後の三つの熱伝導とは性質が大きく異なる。
太陽から放射される電磁エネルギーの内、
可視光として私達の目に見えるのは
電磁スペクトルのごく狭い範囲にすぎない。
にもかかわらず、太陽が放射するエネルギーのおよそ45%を占めている。
9%はそれより短い波長
━目に見えないが日焼けの原因になる「紫外線」━
残りの46%は「赤外線」と呼ばれる長い波長で、
この赤外線も目に見えないが暖かく感じる。
物質はすべて電磁波を放射していて、
物質が熱いほど、
それが最も強く放射している電磁波の波長が短い
(だから物質が熱くなる時は、最初は赤く、次に黄色く、更に青くなる)。
太陽よりもずっと冷たい地球が最も強く放射しているのは、
波長の長い、目に見えない赤外線だ。
電磁エネルギーを放射する一方で、
すべての物質は特定の波長の電磁波を吸収している。
個々の物質がどの波長をどれだけ吸収するかは、
その物質を構成する原子もしくは分子の種類で決まる。
雲粒は波長の長い赤外線をより多く吸収し、
波長の短い可視光と紫外線をほとんど跳ね返してしまう。
だから雲が空を覆うと昼間は寒く
(太陽の放射する波長の短い電磁波を反射するので暖まらない)、
夜は暖かくなるのだ
(地球の放射する波長の長い赤外線を吸収し、一部を放出して返す)。
前置きが長くなったが、いよいよここで本題に入ろう。
風やサーマルの影響がなくても、
平べったい層雲がむくむくした層積雲に変わるのは何故だろうか。
層雲は雲頂が冷え、雲底が暖まる。
雲の層の上部は太陽が上から放射する短い波長の電磁波を
ほとんど吸収せずに跳ね返してしまうが、
下部は地球が下から放射する波長の長い電磁波をたっぷり吸収する。
下が暖かく、上が冷たいというのは、
どんな雲であれ不安定な状態だ。
暖かい空気は膨張し、
密度の高い冷たい空気を突き抜けて上昇しようとするからだ。
暖かい空気の一部が上昇するにつれて、
安定していたおとなしい層雲は上昇気流の渦を発達させ始め、
これが雲の層を掻き回す為に
厚い部分と薄い部分が出来る。
こうして層雲が層積雲になるのだ。
ほら、たいして難しくないでしょう?
ジョナサン・スウィフトによる18世紀の風刺小説『ガリヴァー旅行記』で、
レミュエル・ガリヴァーは奇想天外な国々を訪れるが、
中でもリリパット国は壮大な考えを持つ小人の国という事で有名だ。
しかし雲ウォッチャーからすると、
スウィフトの創り出した勇敢な旅行者が遭遇した
別の国の住民がとりわけ気になる。
ラピュタという島に到着した時、
ガリヴァーはその国が雲の上に
浮かんでいるのを見てびっくりした。
基底部の岩石層に彫り込まれた
巨大な磁石の働きで浮かんでいるのだ。
ラピュタの住民はこの磁石の向きを変えて浮かぶ島を操縦し、
王国の領土の上を動き回る。
ラピュタ住民は風変わりなやつらだった。
彼らの頭は右か左に傾いでいて、
片方の目は体の内側を向き、
もう片方の目は天空を見上げているのだ。
上着は太陽と月と星の模様で飾られていた。
雲の上に住むラピュタ国民は、
いくらか注意散漫な人種だった。
心は数学と音楽の事でいっぱいで、
いつもうわの空なのだ。
ガリヴァーがラピュタ人について最初に気付いたのは、
お供が付いていて主人の記憶を呼び起させる事だった。
お供は小石を袋に入れて
短い棒にくくり付けた物をいつも携帯し、
誰かに呼び止められると主人の耳元を、
返答が必要な時は口元をそれで殴るのだ。
なにしろこの人たちはいつも深い思索に没頭しているので、
話す器官と聴く器官を外から刺激して
気付かせてもらわないと、
口をきく事も、人の話に耳を傾ける事も出来ないらしい。
ガリヴァーは、この奇人たちと親しむ事はなかった。
数学と音楽の才能には脱帽したが、
彼らは自分だけの世界に没頭していたので、
ガリヴァーが入り込む隙はなかったのだ。
雲ウォッチャーが天空の移りゆく風景を見つめて
心を羽ばたかせている時も、
ラピュタ人みたいに雲の中に頭を突っ込んで
空想にふけっていると人に言われるだろう。
気にしなくていい。
そのとおり、空想にふけっているのだから。
そのどこが悪いものか。
これで、層積雲は終わりです。
今回の写真はすべてYAHOO!検索で調べたものです。
ラピュタに関してはスタジオ・ジブリにもお世話になりました。
次回からは、積雲をお送りします。
10/14(現地時間)リーグ優勝決定シリーズ第2戦目。
昨日は、5時間にも渡る延長戦を終え、
午前1:00までかかった後、
今日はデーゲーム。
(選手は何時間の睡眠だったのでしょう?)
1回表から、黒田投手は三振を多く取り、
5回表までヒット、4ボールもなく
8三振の活躍でした。
その間に、ヤンキース打線が頑張ればよいのですが、
タイガースのサンチェス投手に抑えられます。
ヒットは単発で一向に続きません。
黒田はヒットを浴びるも、得点には結びつけさせないまま6回表を終えて、
7回表には、ノーアウトで2番ベリーに2塁打、
3番カブレーラにヒットを浴びた後、
フィルダーからは空振り三振で1アウトを
しかし、ヤングのゴロの間に得点されてしまい
0:1となる。
8回表ペラルタ、アビラを三振に抑え、11個の三振を築く。
これは、黒田にとって最多奪三振に並んだ。
2アウトまで来て、その後ヒットを浴び、
次のジャクソンのヒットで1塁走者が2塁をオーバーランし、
2塁手のカノーがタッチしたのをジャッジが『セーフ』とコール。
カノーに続いて、ジラルディ監督も抗議するが、
一向に聞き入れられない。
2塁塁審はジェフ・ネルソンだが、これはビデオで見ても
明らかにミス・ジャッジだ。
ファンもブーイング!
結局、1.2塁に走者を残したまま、
黒田はマウンドを降りる。
リリーフ、ローガンに任せたところで、
ヒットで失点を・・・。
そこで、チェンバレンに代えたけれど、
又、ヒットを浴びて失点する。
監督は、再度抗議した為、退場となる。
彼の48歳の誕生日だったのに・・・。
0:3となる。
ヤンキースの打線はそれでも復活せず、
9回裏、イバニェス(「また、奇跡が・・・?」と皆考えたのだが・・・)
三振となり、続くマーティンも三振。
その後のロドリゲス(通称Aロッド)がライト前ヒットを打ち
(何と言っても、22打席で2安打だった彼が打った!)ファンは大騒ぎ、
しかし、その後グランダーソンは三振に終わり2敗目となる。
ホームでの2戦を落とし、
次の試合からはタイガースの本拠地、
デトロイトに移っての試合となる為、不利ではある。
今日は、イチローにもヒットがなく、
9回まで、チームで4本のヒットしかなかった。
ここでは、今日の黒田の好投を明記しておこう。
残念ながら、報われない投球ではあったが。
明後日の予想される投手
ヤンキースはヒューズ
一方タイガースはバーランダー
デトロイトでの3連戦が、ヤンキースにとっては
正念場だ。
ガンバレ!
10/13(現地時間)アメリカン・リーグ優勝決定シリーズ第1戦目。
ヤンキース40歳のペティット投手、
タイガースは28歳フィスター投手で始り、
1回裏、2回裏とも満塁になりながら、
ヤンキースは1点もあげる事が出来ない。
フィスターは4ボールを3つも出すなどして
かなり不安な立ち上がりながら、
ヤンキース打線は捉える事が出来ず、
2回裏2アウトから、カノーの打球が
フィスターの右腕に当たり、
ヒットになるかと思えばショート・ゴロ・・・。
6回表ベテラン、ペティットからヒット(長短)3本と
4ボール2つで2点を取る。
ヤンキース6回裏には
エラー、ヒット、4ボールで満塁となるも、
点を稼ぐ事が出来ない。
8回表、リリーフ投手に代わって追加の2点を取り、
0:4のまま、9回裏を迎える。
クローザーのバルベルデで、もうこれで抑えられるのかと思った時、
マーティンのヒット、イチローのHR(1号2ラン)でまず2点。
これで、2:4
タシェアラが4ボールで塁に出て、
お馴染のイバニェスが又(!)HR(3号2ラン)で4:4の同点に!
今日は、ファンの誰もが
「この間は、こんな時にイバニェスがHR打ったんだよね。」
と、思ったその瞬間でした。
みんな、”アンビリーバブル!!”でした。
なんと、延長戦に突入。
12回表、ピッチャー、フェルプスに代わり
1点を入れられる。
その後、内野安打の捕球の際、
ショート、ジーターが足を痛めて倒れる。
以前から、足首を痛めた事のあるジーターには、
致命的なアクシデントとなった。
慌てて、監督が迎えに行くも、
全く歩けない。
あとで判ったところでは、『左足首の骨折』との事。
残された今期の試合出場は絶望と言う予想。
ジーターはチーム・リーダーで主力バッターでもあるので、
それは、チーム全員に与える影響が大だと言える。
それで、ディビジョン・シリーズ第4戦目の
チェンバレンの打撲のショックを思い起こさせる不安な出来事でした。
その後、タイガースにはもう1点が入り、
結果、4:6でヤンキースは敗れてしまいました。
しかし、この試合イチローはHRを含むヒット4本を打ち、
打点2をあげました。
第1戦目を逃したのは悔しいですが、
明日は、黒田投手の先発が決まっていて、
日本人選手2人の活躍が期待されます。
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