ガタゴト日記

ゆるやかな生活
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9月の誕生日の花

明日から、9月に入ります!
秋は近付いてきましたか?


1日               2日
オシロイバナ・・・内気 柔和     ミョウガ・・・忍耐 
13.09.01花言葉01    13.09.01花言葉02

3日               4日
ツルボ・・・風情のある     レンゲショウマ・・・伝統美
13.09.01花言葉03    13.09.01花言葉04

5日               6日
オニバス・・・神秘的           ヨルガオ・・・妖艶
13.09.01花言葉05 13.09.01花言葉06

7日              8日
コルチカム・・・回顧 努力      タマスダレ・・・潔白な愛
13.09.01花言葉07 13.09.01花言葉08

9日              10日
ハナシュクシャ・・・あなたを信頼します     クズ・・・治癒
13.09.01花言葉09 13.09.01花言葉10

11日              12日
ソバ・・・あなたを救う        ツリフネソウ・・・安楽
13.09.01花言葉11 13.09.01花言葉12

13日              14日
キキョウ・・・変わらぬ愛 気品   フヨウ・・・繊細な美 しとやか
13.09.01花言葉13 13.09.01花言葉14

15日              16日
ススキ・・・活力  アキノタムラソウ・・・自然のままのあなたが好き
13.09.01花言葉15 13.09.01花言葉16

17日             18日
ツユクサ・・・尊敬 懐かしい関係  ゲンノショウコ・・・心の強さ
13.09.01花言葉17     13.09.01花言葉18

19日             20日
オミナエシ・・・はかない恋 親切      ヤブラン・・・忍耐
13.09.01花言葉19     13.09.01花言葉20

21日             22日
ノハラアザミ・・・心の成長      ナンバンギセル・・・物思い
13.09.01花言葉21 13.09.01花言葉22

23日             24日
ヒガンバナ・・・再会           シラヤマギク・・・丈夫
13.09.01花言葉23  13.09.01花言葉24

25日             26日
オトコエシ・・・野性味    ベンケイソウ・・・静穏 信じて従う
13.09.01花言葉25 13.09.01花言葉26

27日             28日
ハギ・・・思い 清楚            トレニア・・・愛敬
13.09.01花言葉27    13.09.01花言葉28

29日             30日
ゲッカビジン・・・ただ一度だけ会いたくて  サワギキョウ・・・高貴
13.09.01花言葉29  13.09.01花言葉30


夏のあの暑さが行ってしまうでしょうか?
そうだといいですね。

今月もNHKラジオ深夜便『誕生日の花』から。

雲の研究 30

今日は久しぶりに『雲の研究』です。

皆さんご存知、積乱雲をお送りします。
夏も終わりに近づきましたが、
夏の代表、積乱雲(入道雲)です。

いつものようにギャヴィン・プレイター=ピニー氏の
『「雲」の楽しみ方』から抜粋します。



積乱雲
━そそり立つ怒れる王「かみなり雲」

雲は気ままで気さくなふわふわの友人だ。
但し、多分例外が一つ・・・それは積乱雲だ。
荒れ狂う天気の日には、この積乱雲の活動が
最高潮に達していると思って間違いない。

13.08.26積乱雲01

巨大な積乱雲は、滝の様な大雨や大降りの雹、吹雪、
雷、突風、竜巻、ハリケーンなどを巻き起こして
多くの人命を奪い、土地家屋に甚大な被害をもたらす。
雷を落として子供たちを震え上がらせもする。

13.08.26雷01

発達した積乱雲は、世界最高峰のチョモランマよりも
はるかに高くなる事がある。
最大級のものは熱帯地域に発生しやすく、
地上600mの雲底から盛り上がって
18,000mもの高さに達する。

これほど巨大な積乱雲の内部エネルギーは、
広島に落とされた原爆の10倍にも相当する。
別名「雲の王」と呼ばれるのもむべなるかな、だ。

13.08.26スターウォーズ03

しかしそんな名も、私(ギャヴィン氏)にはまだ
甘っちょろく聞こえる。
私は積乱雲を雲界のダース・ベイダーと呼びたい。
『スター・ウォーズ』の悪役と同じく、
数多くの雲の中でも最も特筆すべきキャラクターだ。

13.08.26スターウォーズ04

ダークサイドのフォースを操るその姿と比べたら、
息子のルーク・スカイウォーカーなど
━こちらはお天気雲の積雲━
へなちょこ野郎だ。

この魔物が暴れている時には、草の上に仰向けに寝て
ひつじ雲を見上げる様な暢気な事はしていられない。
「雲の王」積乱雲は怒り狂った王だ。

13.08.26積乱雲16

積乱雲は飛行機にとっても、恐ろしい敵だ。
大粒の雹は機体をひどく傷つけ、雷は電気系統を破壊する。
雲頂の過冷却の水滴は、
翼を氷の膜で覆って飛行機を航行不能に陥らせる。

最大の危険は、雲の中心をなす強力な乱気流に
パンケーキよろしくひっくり返されることだ。

13.08.26乱気流02

そんな積乱雲をパイロットが
なんとしても避けようとするのも不思議はない。

迂回出来ないとなると、高高度を飛べる飛行機なら
雲の上を飛び越そうとする。

13.08.28米空軍01
(イメージです)

1959年の夏、アメリカ空軍の
ウィリアム・ランキン中佐が試みたのがまさにそれだ。
乗っていたジェット戦闘機のエンジンが故障し、
ランキン中佐は飛行機から脱出せざるを得なくなった。

そして雲の王の中心部を落下するという恐怖の事故から生還し、
その体験を語ったただ一人の人物として
一躍世界に名が知れ渡ったのである。

13.08.28米空軍03

それは、マサチューセッツ州にある海軍サウスウェーマス航空基地から
ノースカロライナ州ビューフォートの所属部隊の本部を
目指した70分の飛行中の事だった。

出発前、ランキン中佐は空軍基地の気象予測担当官から
途中で雷雨に遭うかもしれないと聞いていた。
雷雲は9,000〜13,000mの高さに達する事がある。

中佐は第二次世界大戦と朝鮮戦争で受勲した歴戦の軍人だ。
それくらいの飛行は朝飯前だった。

搭乗予定の飛行機がゆうに15,000mまで
上昇出来るのは分かっていたから、
嵐の上を難なく飛び越える自信があった。
もちろん、雷雲の真上でエンジン故障にみまわれなければの話だが。

13.08.28米空軍02
離陸から40分後、ヴァージニア州ノーフォークに近づいた頃、
ランキン中佐は前方に
典型的な積乱雲が発生しているのに気づいた。

荒れ狂う嵐が真下の町を襲い、
雲は巨大な対流に乗ってもくもくとキノコの様に膨れ上がっている。
雲頂はおそらく13,000m。

サウスウェーマス航空基地で
気象担当官に警告されたよりも高い。
中佐は14,600mまで上昇して雷雲をかわす事にした。

13.08.26積乱雲05

高度14,300m、速度マッハ0.82で、
雲を越えようとしたその時だ。
ドカンと大きい音が聞こえ、
後方でエンジンの回転が落ち、
「火災発生」の赤い文字が点滅し始めたのだ。

この様な原因不明の突然のエンジン停止は100万回に1度の
滅多にない事故で、
ランキン中佐は速やかに行動しなくてはならない事を分かっていた。

13.08.26積乱雲02

エンジンの停止した飛行機は制御不能になり、
中佐は反射的にレバーに手を伸ばした。
補助電力を作動させて緊急用の電気系統を回復させるのだ。

ところが、レバーを引いて中佐は青くなった。
手応えがないのだ。
まるでバスター・キートンの喜劇の1シーンの様だが、
中佐にしてみれば笑っている場合ではない。

13.08.26積乱雲03

身に付けているのは夏用の薄手の飛行服だけ。
その高度で脱出するのは、最良の条件でも
前代未聞だ。
ましてや機密服も着ずにそんな事をするのは
自殺行為だった。

「外気温はマイナス50℃に近かった。」と
ランキン中佐は後に振り返っている。
「凍傷になっても傷は治るだろうが、
上空15,000mでの『爆発的な』減圧は?
真下の嵐は?飛行機がこんなにボロボロになるなら、
生身の人間は一体どうなってしまうのだろう?」

13.08.26積乱雲11

考えている暇はなかった。
はっと我に返った中佐は、頭の後に手を伸ばして
脱出レバーを思い切り引く他に、選択肢はないのだと気付いた。

ほぼ午後6時きっかり、
ランキン中佐はコックピットを脱出し、
雲に向かって落下し始めた。

13.08.26パラシュート01



今日はここまでにしましょう。
次回をお楽しみに。

今日も写真はYahoo!検索から。



『雲の峰』

入道雲の事。この雲は、地方によって
「坂東太郎」や「丹波太郎」の呼び名はあっても、
長く標準語の呼び名がなかった。
貴族達の短歌や連歌の題材にもほとんどならなかった。
俳句では、漢詩の影響で
芭蕉が「雲の峰」の語を使って以後、
夏の季語として使われるようになった。

━『雲の言葉』300語より

ちなみに・・・

雲の峰 幾つ崩れて 月の山
芭蕉『奥の細道』
 

イチロー4000本安打達成!

おめでとう!
イチロー4000本安打達成です。

13.08.22イチロー4000安打

現地時間8月21日
ついにヤンキース イチロー選手
ブルージェイズ戦 1回裏 ディッキー投手(ナックル・ボーラー)から
ヒットを打ちましたよ。

日本のプロ野球での1278本
MLBでの2722本で合計4000本となりました!
(日米の合計でカウントする事には
反対する意見もあると聞きますが・・・)

その時、ヤンキー・スタジアムに集まったファンたちも
スタンディング・オベーションで、写真を撮ったりして
拍手に包まれました!

試合は勝利し、試合後のインタビューでイチローは
ベンチのヤンキースの選手たちが
1塁ベースに立ったイチローを
祝福しに集まったことを
「ウルッと来ました!」と感想を述べていました。

そのように、周りの人たちの援助や精神的な支えがあって、
今日のこのイチローがあるんだと
つくづく感じました。

改めて
イチローさん、おめでとうございます!

・・・でも、4000本というのは1本1本のヒットの内の
1本に過ぎないので、これからも
打ち続けますよ!
と、
どこからか聞こえてきそうですね・・・。 

テンペラ画って・・・何?

8月1日から4日の4日間
 国立東京学芸大学で夏期公開講座
『黄金背景テンペラ画の描き方』に参加しました。

「テンペラ画って、何?」と思いながら…

13.08.02テンペラ01 13.08.02テンペラ02

13.08.02テンペラ03

 まずは、東京学芸大学のエントランス
バス通りから並木道をしばらく歩くと大学の入り口が見えて来ました。

近くにありながら、今まで一度も訪れた事がありませんでした。

13.08.02テンペラ04

大学の他に、この学校の敷地には保育園、幼稚園から小・中学校があって、
上記の様な地図がないと”迷い子”になりそう・・・

13.08.01テンペラ01 13.08.01テンペラ02

ここが会場の芸術館です。

 13.08.02テンペラ05 13.08.01テンペラ03

教室はここです。

13.08.01テンペラ04

13.08.01テンペラ05

私のテーブルにはこれらの準備がされていました。
私の選んだ原画の題材は
ドメニコ・ギルランダイオ作
『ジョヴァンナ・トルナブオーニ』です。

先生は松谷修二先生。
現在、スペイン在住でそこでもテンペラ画を教えていらっしゃいます。

先生の紹介とアシスタントの大学院生3名の紹介があって、
いよいよ作業に入ります!

右はパネルです、油絵で言えばキャンバスのようなもの。
合板の上に石膏を塗り、金箔を貼る下地はニカワが塗ってあります。

初日は、下図のトレース。
鉛筆でトレーシング・ペーパーに原画を写し、
更にそれをパネルに墨描きで写します。

慣れた人はどんどん次に進みます・・・

次は、金箔10枚が渡されて、
背景の部分に金箔を貼ります。

13.08.02テンペラ06 13.08.02テンペラ07

こんな道具を使います。
でも、クシャミはもちろんの事、エアコンの静かな風にも
何処かへ飛んで行ってしまう・・・
かなり苦労の時間です。

13.08.02テンペラ08

初心者の私は、これが一番難しかった!
そして、一番時間を要しました。

生徒は大体が2回目、3回目の人で
図工の先生だったリ、油絵を描いている人たち。
20代から60代の女性27人、男性4人。

背景が終わったら、いよいよ色を入れます。
顔料を使うのも私には、初めての事。
ドキドキ・・・

13.08.04テンペラ01

3日目でようやくここまで出来ました。

13.08.04テンペラ02

4日目ともなると、かなりリラックスして
他人の出来栄えを見る余裕のある人も・・・

でも、私は時間との勝負です。

午後4時半になり、片付けて先生の講評と
作品発表の時間です。

13.08.04テンペラ03

これは、大学院生の作品。
サイズは小さいけどみんな良く出来ていました。

13.08.04テンペラ04 13.08.04テンペラ05

13.08.04テンペラ07 13.08.04テンペラ08

13.08.04テンペラ09 13.08.04テンペラ10

13.08.04テンペラ11 13.08.04テンペラ12

皆さんの作品です。
仕上がり具合はまちまちですが、どれも味のある作品です。

私のも最終は、こうなりました。

13.08.04テンペラ13

真ん中のです。
いまいち、最後まで色を入れたかったのですが、
残念です。

でも、先生のお話から”テンペラ画”が少し分かってきました。
油絵だと3色くらいまでの色を混合させるところ、
テンペラだと1色か、せいぜい2色までしか
混合させません。
それで、色が濁らずクリアなイメージが作れます。

そして・・・数百年の時にも退色しない
美しさを保つ事が出来るのです。

皆さんも、どこかでテンペラ画を見る機会があったら、
色の美しさを楽しんで下さいね。

私には大変、貴重な体験でした。
先生を始め、アシスタントのみなさん
どうも有難うございました!

是非、来年も開講されたら参加したいと思います。

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